#社畜のオススメ映画

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社畜丼にいるユーザーによるおすすめ映画を紹介。

 


  • Memento

クリストファーノーラン監督の映画。弟のジョナサンが描いた「Memento Mori」を元にした映画で、主人公のレナードの妻が強姦、殺害され、その犯人たちとの格闘により前向性健忘症となってしまった。そのなかでも重度の状態で、退院後の記憶が10分間しか持たない状態となってしまった。復習のために犯人を探すも、真実についての記憶がメモでしかとれない、自分の筆跡であることが重要で、より重要なことで真実については刺青として彫り、真実に近づいていく。それでも10分前の記憶がないため、自分がどんなつもりでその会話をしていたのか、趣旨はなんだったのか分からなくなってしまうレナード。映画全体は時系列が逆向きに描かれる手法で、レナードの気持ちにも触れることができる。自分が覚えているという実感の重要性を確認することができる作品。

  • The Green Mile

スティーヴンキングの作品。1930年代、大恐慌時代のアメリカの刑務所が舞台。1992年の老人ホームで、死刑囚監房の看守主任をしていたポールと、Mr.ジングルス(ねずみ)の思い出話から始まる。当時の監房に双子の少女の強姦殺人罪で死刑宣告をされた黒人のジョンコーフィが送られてくる。コーフィは大男だが、体躯に似合わないほど繊細で純粋な心を持っていた。ポールはそのとき重度の尿路感染症を患っていたが、コーフィが触れることで治してしまう。その頃、パーシーという知事の妻の甥が看守につくのだが、傲慢な態度のDQNというやつで、非常に毛嫌いされていた。この刑務所によくあらわれていたMr.ジングルスがパーシー踏み潰されてしまう。そのジングルスをコーフィが再び助けて、パーシー以外の看守にもその能力を認められるが、看守たち、特にポールは「果たして本当にこのコーフィが残虐な犯罪を犯したのか?」と。そして収監されていた死刑囚の死刑が日々着々と行われる中、ある死刑囚の死刑執行がきっかけでコーフィがポールに真実を話す。その真実とは?ポール達はどうしたのか?コーフィはどうなったのか?当時の法律や時代背景、現代の倫理を考えてしまうような内容の作品です。

  • 12 Angry Men

邦題そのまま。12人の怒れる男。密室劇として有名である。父親殺しの罪に問われた少年の裁判における陪審員どうしが意見を決めて行く。法廷で少年が検察により告訴されるところから始まる。証拠ならびに証言が全て圧倒的に少年に不利な内容で陪審員は陪審室でその内容を協議しようとするのだが、提出された状況から考えると有罪が確定したようなものだとして全員が有罪として意見を出そうとした。そのとき、建築家の陪審員8番が無罪だと主張した。空気が一瞬凍りつき、陪審員長として1番がどうしてそう思ったのかを質問する。そして、8番が検察の立証について疑念を抱いた旨を話し、固定観念にとらわれず証拠の疑わしい点を再立証することが重要であると陪審員に要求した。高齢の9番がその意見を聞いた後に有罪意見を翻す。彼はなぜ意見を翻す結果になったのか。8番も9番も疑わしい点を鋭い観察眼を持って疑問点を投げ始める。ざわめく陪審員室。1番はどのように場を仕切ったのか?各々の知識、外見や職業に合わない性格の登場人物が議論をしてゆく。果たして陪審員の心情変化はどうなるのだろうか?そのうちあなたも13人目の陪審員として見ていることだろう。 →関連した日本の映画「12人の優しい日本人」主人公たちを日本に居そうな人に置き換えて書き換えられた。 三谷幸喜脚本。

 

 

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