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社畜たちのオススメ本たち。純文学から技術書までなんでもござれ。

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ピクリン酸のオススメ

ミステリ以外のオススメ小説

ピクリン酸はミステリオタク(自称)ですが、ここではあえてミステリ以外で面白かった本を紹介するよ。

  • 四季 春(森博嗣)
    • 森博嗣は言わずと知れた「すべてがFになる」の人。その森博嗣作品に度々登場する真賀田四季というキャラクターを掘り下げていくシリーズの一作目がこの「四季 春」なのだ。真賀田四季こそ理想的なエンジニアであり、取ってつけたようなキャラクターではない、彼女という天才を書いているのがこの作品の見どころ。
  • 女生徒(太宰治)
    • ピクリン酸が柄にもなく純文学を読んでみたら面白かったやつ。個人的な感想(と断りを入れないと純文学読みに殴られかねない)では、太宰治って読みやすいなと思いました。単純な日常で特に劇的な何かはないんだけど、ページをめくらせる力があって、読後には登場人物をとても愛おしく思わせる作品。
  • 街道をゆく シリーズ(司馬遼太郎)
    • 中学生のとき司馬遼太郎にハマっていたピクリン酸が、最終的に落ち着いたのがこの「街道をゆく」シリーズで、楽しくエッセイを読んでたら教養が身についてしまう魔法の書。知識欲が満たされること間違いなし。
  • 羆嵐(吉村昭)
    • 羆! 熊ではない、羆である! チンケなゆるキャラとは似ても似つかない、暴力の塊である! 自然とは本来こういうものだということがよくわかる書である。前半の羆の脅威もさることながら、後半の、羆撃ちの哀愁がなんとも良い。
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